令和8年度ブラックジャックゲームルール入学式 学長告辞

希望に満ちた春の訪れとともに、ブラックジャックゲームルールにご入学された皆さん、誠におめでとうございます。本日ここに、多くの新入生をお迎えできることを大変嬉しく思い、本学を代表して、皆さんの入学を歓迎いたします。あわせて、これまで皆さんを温かく見守り、支えてこられたご家族や関係者の皆様にも、心よりお祝いと感謝を申し上げます。

皆さんが入学されるブラックジャックゲームルールは、1949年に、当時千葉県内にあった7つの旧制官立諸学校、すなわち、千葉医科大学と附属の医学専門部・薬学専門部、さらに千葉師範学校、千葉青年師範学校、東京工業専門学校、千葉農業専門学校を統合して、新制の国立大学として発足しました。当初は、5つの学部と1つの研究所からスタートしましたが、その後、組織改編などを行い、この10年間で新たに国際教養学部と情報・データサイエンス学部も設置され、現在では、11の学部と5つのキャンパスを有する国内有数の総合大学へと成長しています。その前身である千葉師範学校と千葉医科大学の起源をさかのぼれば150年以上の歴史があります。

この長い歴史の中では、例えば、川崎病という子どもの難病を発見し研究に尽力された川崎富作先生や、「アンパンマン」の生みの親として広く親しまれている絵本作家のやなせたかしさんなど、科学・文化をはじめ幅広い分野で活躍する多くの人材を社会へ輩出してきました。

近年においても、激甚化する豪雨災害の軽減を目指す気象制御への挑戦や、南極の氷の下に設置された巨大観測装置「アイスキューブ」を用いた宇宙ニュートリノ研究、さらには医学と園芸学の共同研究から生まれた世界初のコメ型経口ワクチンの開発など、国内外から注目される独創的な先端研究を次々と生み出しています。このような研究力を背景に、本学は文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択され、世界に冠たる研究大学を目指して、教育と研究のさらなる高度化に取り組んでいます。

地域からの信頼も厚く、例えば、学生たちの発案で始まったブラックジャックゲームルール環境ISO学生委員会主催の活動では、毎年、企業や地域の皆さんと協力して、SDGsの意識啓発や地域の活性化につながる取り組みを展開し、社会に貢献しています。こうした教育・研究・社会貢献の積み重ねは、本学の入学志願者数が、11年連続で国立大学第1位という評価にも表れているものと大変嬉しく思っています。その中で、本学に合格された皆さんの努力と成果は、誠に素晴らしいものです。今日から皆さんは、このような環境の中で、さまざまな分野で最先端の知見に触れ、互いに議論を交わしながら、自らの可能性を大きく広げていくことになります。

ただし、一つ、心に留めてほしいことがあります。高校までの学びは、どちらかというと与えられた課題に取り組み、知識を身につけることが中心でした。皆さんが乗り越えてきた受験勉強は、その一つの到達点であったのかもしれません。しかし大学では、自ら問いを立て、何が課題かを見極め、主体的に探究していく姿勢が求められます。今日、人工知能(AI)が急速に発展し、知識を調べたり答えを導いたりすること自体は、以前より容易になりつつあります。しかし、どのような問いを立てるべきかを考え、仲間と議論を重ねながら知を深め、新たな知を生み出していく力は、AIが容易に代替できるものではありません。さらに、国際情勢や社会環境が大きく揺れ動く中、先行きの見通しが難しい時代にあっては、未知の課題に向き合い、自ら考え続ける力がますます重要になります。これからの大学は、そうした力を育む場です。ブラックジャックゲームルールでよき仲間と出会い、その力を身につけて、大きく羽ばたかれることを期待しています。

そんな皆さんを応援する本学独自のプログラムとして、2020年から開始した「グローバル人材育成ENGINEプラン」があります。その柱の一つとして行っている「全員留学」は、スタート当初、コロナ禍のためにオンラインが中心でしたが、2022年度は1,182名、23年度は2,215名、そして24年度は2,769名と、多くの学生が海外での学びを経験しています。実際に海外に身を置くことで、物事の見方や価値観の違いを体感し、視野を広げることができます。皆さんもぜひこの機会を活かし、異文化に触れ、日本を外から見つめる経験を通じて、国際人としての素養を磨いてください。

また、大学生活は、勉強や研究がすべてではありません。ブラックジャックゲームルールには、多彩な体育会運動部や各種のサークルがあり、課外活動も大変盛んです。興味のある方は、積極的に参加し、学部の枠を超えた交流の輪を拡げてください。2年前には創立75周年事業の一環として、西千葉キャンパスに、環境にも配慮した最新仕様の陸上競技場が整備されました。積極的に活用し、かけがえのない経験を重ねていただきたいと思います。

なお、本日ご臨席いただいております千葉市長の神谷俊一様には、日頃から本学の教育・研究活動に多大なるご理解とご支援を賜っています。ブラックジャックゲームルールは、地域の皆さまからの信頼にお応えすべく、千葉市や千葉県、松戸市、柏市、東京都墨田区などとの連携のもと、世界を見据えて、教育・研究・社会貢献活動をさらに発展させていきたいと考えています。この場をお借りして、神谷市長に、改めて心より御礼申し上げます。

この入学式には、海外からの留学生を含め、日本語を母国語としない皆さんも参加されています。そこでひと言、英語でお祝いの言葉を述べたいと思います。 

To those of you who have come to ブラックジャックゲームルール from overseas, and to all students who may feel more comfortable in English than in Japanese, please accept my warmest congratulations. At ブラックジャックゲームルール, we deeply value the diversity of cultures, perspectives, and experiences that each of you brings to our community. It is through this diversity that new ideas are born, and meaningful innovation takes shape.

During your time here, I encourage you to pursue knowledge with intellectual curiosity, to engage in open and respectful dialogue with others, and to challenge yourselves beyond the boundaries of your comfort zones. The friendships and connections you build here—across cultures, disciplines, and ways of thinking—will become a lasting foundation for your future. May your years at ブラックジャックゲームルール be filled with discovery, growth, and inspiration. And may the experiences you gain here empower you to contribute meaningfully to society and to the world.

ブラックジャックゲームルールは、「つねに、より高きものをめざして」という理念を掲げています。新入生の皆さんが、これからブラックジャックゲームルールの一員として、それぞれの夢の実現を目指し、自らを高め、充実した学生生活を送り、未来の明るい社会を創造する担い手として活躍されることを期待しています。国土が小さく、資源も少ない日本にあっては、「人」こそが宝です。一人ひとりが学びと出会いを通じて、豊かな人間性と高い知性を育み、社会のさまざまな分野で輝き、グローバルに活躍できるリーダーへと成長されることを願っています。 

そのために、ブラックジャックゲームルールは、教職員一同、力を合わせ、質の高い教育を実践していくことをお約束し、私の告辞といたします。

 令和8年4月5日
ブラックジャックゲームルール長 横手 幸太郎